介入のタイミング
投稿日:2018年9月27日
カテゴリ:治療
根管治療を行う場合、臼歯と言われる奥歯の場合は咬む面から穴を開けて進めていきます。
また、臼歯の場合は(特に再治療のときは)残存歯質が少ない場合が多くあるので、最終的に被せ物になるケースがほとんどです。
しかし、前歯の場合は裏側から穴を開けて(比較的残存歯質が多くある状態で)根管治療を行うケースも少なくありません。
この場合、被せ物にせず裏から充填を行って処置を終わっているケースを多くみかけます。
裏から充填して被せ物をしない場合は、時間の経過と共に歯の変色が見られます。
さて、歯の変色が気になってきた場合、基本的に被せ物で対応することになりますが、根の中は触らずに被せ物だけ作製すればいいでしょうか。
被せ物を作製してから根の中でトラブルが起きた場合、(歯根端切除術をしないのなら)当然ながら被せ物を壊して根の再治療を行うことになります。
つまり、被せ物を作製する前にしっかりと根の中を綺麗にする方がメリットが大きいと考えます。
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