”残す”ことと”治癒する”こと
投稿日:2018年8月20日
カテゴリ:治療
歯を”残す”ことって、患者さんにとっても大きなことですよね。
しかし、歯を”残す”ことだけが一人歩きしてしまうと、本来であれば残すことが医学的に難しいような歯でも「とりあえず」抜かない、という選択になってしまうことがあるのでしょうか。
状況がよくない歯であっても、多少の延命処置は可能なことが多いのですが、その延命処置に意味があるのかな?とは思いませんか?
しっかりと長期的な予後が期待出来る状態で残して初めて、患者さんの為になるのかなと思います。
よって、医学的に残すことが難しいと判断した場合は、抜歯の選択肢を考慮することもありますし、それがベストなことも多々あります。
歯の状況を性格に掴むことが何よりも大切だと思います。
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