歯根端切除術
投稿日:2017年11月20日
カテゴリ:治療
今日は歯根端切除術の処置を行いましたが、左上の六番ということもあって、視野の確保が大変難しかったです。
歯根端切除術では切開線のデザインから始まり、出血のコントロール、病巣とその原因の確実な除去、逆根充、縫合まで。
始まりから終わりまで気が抜けませんが、病巣の原因となる箇所の確認と確実な除去はとても大事なシーンだと思います。
よく言われている、根尖から3mmだけを除去すればいいのではありません。
それ以外の部分に原因があることはザラにあります。
これを拡大視野下で確認して、しっかり除去。
神経を使う処置ですが、根管治療では治癒しなかったものがすっきり治ってくるのはとても嬉しいものです。
再根管治療は治らないケースも多いですからね。
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