被せ物の形成

適合がいい被せ物を作製する為には色々な要素がありますが、歯科医師がコントロールできるところはしっかりと行うことが大事になります。

歯科医師がコントロール出来る範囲…、それは形成（形を整えること）と印象（型取り）になります。

どちらも大事な要素ですが、形成においては繊細な作業が求められます。

形成においては歯肉を出来る限り傷つけることなく出血を避けること。

そして、形成した境目が印象でしっかり出るようにすることも大事です。

最近ではこの辺りに十分に注意を払うことを意識しています。

これら一連の流れをしっかり行うことで、歯科技工士さんの作業のしやすさも随分変わってくるかと思います。

そしてそれは最終的には被せ物をセットした歯の予後に大きく影響するものなのです。