根管の形態と充填

投稿日:2017年7月11日

カテゴリ:治療

日曜のセミナーを受講してから自分の中でコンポジットレジンのプチブームが来てます(笑)

そんな中、今日は根管についてのお話。

根管治療においてとても大事なのは根管の下方1/3をいかにジェントルに触るかというところ。

”根管”というのは鉛筆の芯のようなもので、通常は根のほぼ真ん中を通って根の尖まで延びています。

根が湾曲していればほぼそれと相似的に根管も湾曲しているということです。

そして、根の下方1/3はほとんどの場合、複雑な湾曲をもっています。

つまり、この下方1/3において器具を乱雑に扱ってしまうと根が元々持っている形態を壊してしまうことになります。

根管本来の形態を壊してしまい、人工的な根管を作ってしまうと痛みや違和感の原因になり得ます。

また、根管充填は文字通り”根管”の充填であるので、充填材は根の中のみでとどめ根の外に出すことは避けた方がいいでしょう。

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