根管治療の準備
投稿日:2017年5月24日
カテゴリ:治療
虫歯が大きく、根管治療が必要だと判断した場合にまず最初に考えることは、ラバーダムが装着可能な状態がどうかです。
ラバーダムをしっかりと装着する為には歯の四面ともに歯質もしくはそれに相当するものがあることが必要です。
”それに相当するもの”とは、レジンなどの人工物でもOKという意味です。
とにかく唾液などの侵入を阻止する為の”壁”が必要になります。
側面からの大きな虫歯の場合、歯の一部もしくは全面の歯質が崩壊している場合も多々あります。
このときまず行う処置として”隔壁”の設置があります。
隔壁とは、歯質が崩壊していて唾液の侵入のリスクが高い場所に対してレジンなどで人工的な壁を作ることを言います。
これを行うことでその後の処置スピードを格段に上げることが可能になります。
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