親知らずが原因の虫歯
投稿日:2017年4月27日
カテゴリ:治療
下の親知らずは横に生えていたり斜めに生えているケースが多いですが、その手前の歯との間にプラークなどが停滞しやすくなっていることもあります。
このような場合、親知らずの方が虫歯になってしまったときは最悪抜歯すればよいですが、手前の歯が虫歯になってしまったときは奥側の側面から虫歯になってしまうのでその治療はとても難しいものになってしまいます。
そして側面から虫歯になってきてしまうと、神経まで進行してしまうのがとても早くなってしまいます。
側面からの虫歯が原因で神経の処置が必要になってしまうと、ラバーダムがかからなかったり、仮に根管治療が出来て被せ物まで入ったとしても予後は期待できません。
このような場合は、手前の歯を抜歯して、そこに親知らずを移植する選択肢もあると思います。
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