根管の中の汚れ
投稿日:2017年3月3日
カテゴリ:治療
根管治療は感染との闘いです。
例えば根尖病巣があるケースにおいては、歯根端切除術を歯内限りは病巣を直接除去できるものではありません。
根尖病巣の原因である根管内部の汚れを除去することで、病巣の治癒はカラダに任せることになります。
では、この「根管内部の汚れ」が除去できたかどうかはどうやって判断するのでしょうか。
マイクロスコープで覗くと、根管の内部が汚れているかどうかの判断はおおまかにすることはできます。
しかし、厳密に言えばマイクロスコープで内部を覗こうと、CT写真を撮影しようと、確実な判定は難しいものです。
そのような状況の中で出来るだけ再感染のリスクを抑えながら治療を進めて行く為にはラバーダムでしっかり防湿を行い、マイクロスコープで見える範囲の原因を除去することが必要になります。
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