根管治療後の処置
投稿日:2016年12月6日
カテゴリ:治療
根管治療後の処置についてはこのブログで何度も書いていますが、日々治療をしていて、根管処置後に被せ物をしていない歯の破折が本当に多くあります。
被せ物ではなく詰め物で終わっているもの、コンポジットレジンと言われるプラスチックで詰めて終わっているもの。
破折してくる主な原因としては、これらの詰め物の際からの感染により中が虫歯になり脆くなったり、根管治療により残存歯質が少なくなっていることによる強度の低下などです。
以前は神経を除去することで毛細血管も一緒になくなることにより枯れ木のようになって強度が低下する、と言われていましたが現在では違う考えのようです。
部分的な詰め物やコンポジットレジンで詰めて終わった方が審美的にはいいとは思いますが、それにより歯の寿命を削ることは元も子もないことだと思います。
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