移植後の根管治療

投稿日:2016年11月30日

カテゴリ:治療

歯を移植した後は根管治療が必要になります。

と言うのも、ドナー歯は当然ですが一回抜歯しているので神経の機能は失われています。

そして移植後に根管治療を2〜3週間後で始めないとせっかく移植した歯がダメになってしまうこともあります。

ここで問題になってくるのがラバーダムの装着の仕方。

移植後2週間というとまだ骨の再生が十分でなくラバーダムを装着するときの負担が心配だからです。

一番後ろの歯でなければ手前もしくは後ろの歯にクランプというラバーを固定する為の器具をかけて根管治療を行うのですが、一番後ろの歯の場合はクランプの強さを調整して慎重に行うようにしています。

根管治療が終われば土台を立てて被せ物をセットして終了になります。

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