歯牙移植処置の流れ
投稿日:2016年11月21日
カテゴリ:治療
今日も移植処置しました。
同側の親知らずを一つ前の奥歯の位置に持ってくる処置でした。
術野が一カ所にまとまっているので、述後の麻酔の違和感が少なくて済むケースになります。
そのときの処置の流れについて少し書いてみたいと思います。
•まずは麻酔、基本的には移植先から(理由はドナー歯の抜歯は処置の後半だから)。移植先が終わったらドナー歯に対して麻酔。
•移植先に歯牙があれば抜歯。
•抜歯した箇所、なければ受容槽をドナー歯が入るように形成。
•ドナー歯の抜歯(その際、可能であれば頭の部分をある程度落としておいた方が後が楽)。
•ドナー歯を受容槽に試適(基本的には試適なしで入るのが理想)。
•ドナー歯を所定の位置に位置づけして縫合しホールド(その際、反対側の歯と当たっていないように気をつける)。
•生理食塩水を浸したガーゼで一分間ほど抑えて終了。
こんな感じですかね。
ちょっと今日は専門的な内容になりました(笑)
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