詰め物、被せ物のセット
投稿日:2016年11月7日
カテゴリ:治療
技工士さんが作製してくれた詰め物や被せ物を調整してセットする際には細心の注意を払わなければいけません。
まずは当然ですが、調整中に補綴物が破折しないようにすることは大前提ですね。
噛み合わせの調整をする際の患者さんの姿勢などにも細かく気を配ります。
完全にフラットな状態で調整してしまうと普段起きた状態での噛み合わせとズレてしまうからです。
そしてセットする際が一番重要。
補綴物の内面に接着剤を塗布してセットするのですが、その際にしっかりと正しい位置に戻さないと取り返しがつかないことになるからです。
セットの際には正しい位置に戻っていることを目で確認して、しばらくの間しっかりと力を加えて保持することが必要です。
このように色々なことに注意を払って初めて補綴物がしっかりと患者さんのお口に入ることになります。
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