親知らずについての考え方
投稿日:2016年9月30日
カテゴリ:治療
親知らずを抜いた方がいいか…これは各先生によって色々な考え方があると思います。
私の考え方として、のお話をしていきます。
まっすぐ頭が全て出ている場合は、基本的に抜く必要がないと考えます。
”基本的に”としたのは、その親知らずによって歯ブラシをするのが難しくなっている場合などは抜歯をオススメするケースもあるからです。
次に、上の親知らず、これも基本的には抜く必要はないと思います。
周りの粘膜を傷つけてしまうような生え方や手前の歯の虫歯のリスクになっている場合は抜歯も考えます。上の親知らずは移植のドナー歯として活用できる可能性が高いのでそのことも十分考慮します。
下の親知らず、横向きや斜めもしくは縦に生えているけど一部粘膜に埋まっている場合は基本的に抜歯をオススメします。
これらの場合は腫れや痛みそして手前の歯にとってのリスクが大きいからです。
当然、抜いた後の痛みや腫れ、その他のリスクなどをトータルで考えて患者さんが希望すればです。
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