歯の移植

残念ながら大きな奥歯が抜歯になってしまったときの選択肢。

ブリッジ、義歯、インプラント。

基本的にはこの三つが選択肢として挙げられます。

第四の方法として、親知らずなどの歯を移植する方法があります。

移植は、ブリッジと違い歯を補う部分に根が存在することになるし、インプラントと違い天然の根です。

ただ、この移植という方法はなかなか難しいものです。

処置自体が難しいというよりは、ドナー歯がちゃんと入るように受容側をしっかりと形成する必要があるからです。

受容側の形成がスムーズにできないと、ドナー歯の歯根膜に問題が出てくる可能性があるからです。

この問題を解決する為に3Dプリンターでドナー歯の複製を作製する方法があるというお話も以前しましたが、これが導入できるともっと楽なのになぁと思います。