マイクロスコープの使い方1

皆さんはマイクロスコープと言えば…根管治療を思い浮かべると思います。

確かに、根管治療に使うケースが一般的に知られていますよね。

実はマイクロスコープを使った治療の中で一番簡単なものが根管治療なんです。

”一番簡単”というのは、根管治療が簡単という意味ではなく、根管の中をマイクロスコープを使って観察することがそんなに難しいことではないということです。

根管治療中はマイクロスコープをそこまでアクティブに動かす必要がないからです。

では、難しいのはどんな治療でしょうか。

前述の理由からすると、マイクロスコープをアクティブに動かす必要がある処置ということになりますね。

具体的に挙げると、CR充填や形成（被せ物や詰め物の形を整えること）ですね。

歯を立体的に捉える位置にマイクロスコープを持っていかないといけないのでとても難しい処置になります。