神経を取った歯の痛み

投稿日:2016年1月25日

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神経を取った歯が痛むことがあるのはなぜでしょうか?

患者さんから「神経を取った歯のはずなのに痛みが出るのはなぜでしょう?」と聞かれることが多々あります。

ここで以前にも書いたことがありますが、歯には痛みを感じるセンサーは二つあります。

一つはいわゆる歯の神経。根管治療のときに除去するものですね。

もう一つは歯と顎の骨の間に介在する”歯根膜”という組織にあります。

知覚過敏や虫歯の初期の痛みなどを感じるのがいわゆる歯の神経(歯髄といいます)、咬んだときの痛みなどを感じるのが歯根膜です。

つまり、歯髄を取った歯であっても、歯根膜に大きな負担がかかったり、炎症が起きたりすると痛みを感じることがあるということですね。