補綴物が入るまでの流れ

投稿日:2015年12月22日

カテゴリ:治療

補綴物とは、全体的に被せる物や部分的な詰め物のことをいいます。

こういったものが入るまでの過程は何行程にも及びます。

その行程を少し確認して行きましょう。

形作り➡型取り➡写真撮り➡噛み合わせの記録➡模型作り➡技工作用➡調整➡セット

簡単に挙げてもこれだけの作業が入ります。

作業の工程が多くなればなるほど当然、適合精度が落ちる可能性が高くなるということになります。

私たちクリニックは、まず技工士さんが作りやすいような形に整えて、型取りも噛み合わせの記録も写真もなるべく患者さんのお口の中の状態をあるがままに技工士さんに送ります。

その上で技工士さんが補綴物を作製し、それを受け取った歯科医師が調整し患者さんのお口の中にセットすることになります。

どの作業一つとっても、大事なものなので、患者さんには型取りを2回お願いしたりすることも何卒ご容赦ください。

全ては精度のよい補綴物をセットして長く使って頂く為なのです。