咬合器を用いた治療 歯医者 松戸
投稿日:2015年7月24日
カテゴリ:治療
先日のセミナーで座学で勉強した上で実習を行った咬合器。
自分の歯の模型ではありませんが…。。
これは、人の顎口腔系の位置関係、つまり顎関節と歯の位置関係を口の外で再現する為の器械です。
顎関節と歯の位置関係が少しズレるだけで歯の動きは全く変わってきます。言い換えると、上下の歯の当たり方が変化します。
これは、上下の歯の当たり方が単純な上下運動で当たるのではなく、物をすり潰すような複雑な動き方をすることにもよります。
もう少し掘り下げると、歯の当たり方が本来のものからズレてくると顎関節が後方に押し込まれるような作用が起き、顎関節にトラブルが起きやすくなります。
顎関節のトラブルは全身にも影響を及ぼすようになる可能性があります。
全てがこれで解決するわけではありませんが、一つのツールとして有効だと思います。
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