歯茎の腫れと虫歯治療 松戸 歯医者
投稿日:2015年7月8日
カテゴリ:治療
歯茎が腫れていると(炎症があると)、毛細血管の壁が脆くなることで出血しやすくなることは先日お話しましたが、これは歯の治療においても状況を難しくする要因になってしまいます。
通常、歯茎に腫れがない場合は、器具が少し触れたくらいでは出血してきませんが、歯茎に腫れがある場合には容易に出血してきてしまいます。例えば、虫歯をとって、プラスチックを詰める治療においては、血液が接着を阻害してしまいますし、型取りをする治療においては型取りの精度を落としてしまう原因になります。出血のコントロールができない場合、思った以上に大幅に治療精度が落ちます。
また、腫れたままの歯茎に合わせて被せ物を作製してセットをすると、歯茎が改善したときに被せ物の縁が見えてしまう場合もあります。
虫歯の治療の際に、歯茎の炎症のコントロールをお願いするのには理由があるということですね。
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