根管の探索が難しいケース 歯科 松戸

投稿日:2015年7月5日

カテゴリ:治療

人間の生体防御反応として、虫歯がある程度の深さになっていると神経が入っている虫歯から空洞が逃げようとして、距離を置くように狭くなっていきます。

これと同じように、神経に感染が起きて長期間経っているものは空洞が狭窄したり、石灰化したりして根管の入り口が見つかり難くなってしまうケースも多くあります。

この場合、以前にご紹介したメチレンブルーを用いて探索するのですが、根管のだいたいの位置は把握しておく必要があります。

また、オーソドックスな根管の数ではないことも多々あるので、その発現する確率なども考慮する必要があります。

未発見•未処置の根管があると神経の処置をした歯のはずなのにしみる症状が出たりすることもありますので注意したいですね。