詰め物•被せ物の色調合わせ 歯医者 松戸
投稿日:2015年7月3日
カテゴリ:院内設備、器具
せっかくセラミックで詰め物や被せ物を作ったのに、お口の中でセットしてみたらイマイチ色が合ってないような気がする…なんてことあったら残念ですよね。
型取りするときに色調を目で見た感じで合わせるとこのようなことが起きやすいと言われています。
最近、けっこうテレビでやっているのですが、背景の色だけ異なる絵が何個か出てきて、どれが同じ色でしょう?みたいなの見たことありませんか?
正解は、全部同じ色ですみたいなオチのやつです。
どう見ても違う色のように見えるのはなぜでしょうか?
これは、周りの色に引っ張られてしまい、脳が勝手に補正してしまうからですね。
お口の中でも同じようなことが起きます。
詰め物や被せ物の色を合わせたいのは、周りの歯の色です。
ただ、歯の側には濃い色をした歯茎があります。歯の色を正確に判断しようとしても歯茎の色に引っ張られて本来の色調を判断するのが難しくなってしまいます。
そこで、当院が使っている歯科専門に作られたカメラには、歯茎の色に引っ張られず、正確に歯の色調を判断する為に歯茎の色をグレーにしてくれる機能がついています。
これにより、お口の中でセットしても周りの歯に調和したキレイな詰め物や被せ物を作製することができます。
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