歯の中で感染が広がってしまう原因とその予後
投稿日:2015年6月1日
カテゴリ:治療
コア(土台)を外してみると中で感染して軟化したガッタパーチャ(根管治療の最後に入れる薬)が出てくることがとても多いです。そのほとんどは、被せ物の適合が悪かったり、セメント部分が覆われていない場合だったり、被せ物が外れて長期間経ったものです。
また、症状が出ていることも出ていないこともあり、その症状も患者さんにより様々です。同じ症状でも、人によって感じ方、表現の仕方は全然変わりますよね。
感染が広く分布している場合は、感染している歯質を削らなければならず、思いのほか歯質が少なくなり、予後が悪くなってしまう場合も多々あります。
皆さんも、何か変だなと思ったり、被せ物が取れてコアのままになっている所があれば早めに歯科医院を受診することをお勧めします。
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