歯の形態の多様さと構造の緻密さ
投稿日:2015年5月23日
カテゴリ:未分類
こんにちは、歯科医師の加藤陽一郎です。
歯の形態と構造について。
一般的には男性は大きくて角張っている歯、女性は小さくて丸みを帯びている歯、形態はもちろんおおまかには決まっていますが、個人差があって、不思議だなと思います。
歯茎の中に埋まっている根の形態まで考えるともっと個人差が強く現れます。根が大きく曲がっているもの、短いもの、長いもの。だからこそ根の治療も複雑になるのですね。
歯の構造もよく考えられて作られているなぁと感心します。
お口の中に露出している部分は、細菌や刺激から歯を守るようにエナメル質でバリアされていて、咬んだ力が直接に顎の骨に加わらないように歯と顎の骨の間にはクッション材の役割をしている歯根膜がある。
人間の体はよくできていますね。
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