歯間ブラシとフロス(糸ようじ)どっちを使えばいいのか

投稿日:2015年5月15日

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こんにちは、歯科医師の加藤陽一郎です。

皆さんは、歯ブラシの補助として歯間ブラシやフロスをお使いですか?

よく、「どうやって使えばいいのかわからない」と言った声もお聞きします。歯ブラシ、歯間ブラシ、フロス、それぞれの使い分けが重要です、といったことを私はよくお伝えさせて頂いています。

まず、用意するのは、ご自身の歯の間の大きさに合ったサイズの歯間ブラシ。サイズは市販のものであれば、通常Lから3Sまであります。サイズが合っていないものを無理矢理使うと歯茎を痛めることになるので、サイズ選びは慎重に行ってください。

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フロスは切り取って使うタイプ(Y字型ではないもの)を私はお奨めしています。また、フロスを抜くときは上方向に抜かずに横方向(頬側)に抜くようにしてください。上方向に抜くと詰め物や被せ物を外す方向に力がかかるので、ダツリの原因になってしまいます。

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実際の使い方の一例を書いてみます。

まず、鏡をしっかり見ながらブラッシング。次に、歯間ブラシが通るところは歯間ブラシを使います。そのときに歯間ブラシにも歯磨き粉をつけるとよいでしょう。その後、一番細い歯間ブラシでも通すことができない箇所を中心にフロスをします。

一日に一回、夜だけでもしっかりと時間を取ってブラッシングをして頂けるとだいぶ違ってくると思います。