コンポジットレジン修復(大臼歯)
投稿日:2019年8月19日
カテゴリ:治療
先日、ダイレクトボンディングについて書いたところ、どのような治療なのかとご質問があったので、具体的な症例を紹介しようと思います。
審美的な理由でパラジウム合金のインレーの再治療を希望された患者さんの例です。
インレー除去前の写真
インレー除去後
虫歯検知液を使って虫歯を除去したところ
歯の着色は菌の侵入に先行するので、着色部を全て除去するわけではありません
隣の歯との接触を理想的な形態にするための器具の設置
コンポジットレジンの収縮を考慮して、一層薄く充填をおこないます
隣の歯との接触部にコンポジットレジンを充填
内側の部分に充填を行い、単純な形態にします
一度に充填するのではなく、少しずつ充填
残っている歯の形態を参考にして最終充填
写真は一枚のみですが、この部分は何回かに分けて充填しています
形態修正およびかみ合わせの調整を行って終了
少し細かく写真を載せてみました。
専門的になりすぎたかもしれませんが、実際は写真の数以上の細かな過程をふんでいます。
使用しているコンポジットレジンは保険診療外のものであること、これらの治療は十分な時間をとって行っているので、このような治療は自由診療で行っております。
インレーをコンポジットレジンに置き換える処置は自由診療になりますので、費用はこちらを参考にして下さい。
使用している写真は患者さんの了解を得た上で掲載しております
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