歯内療法
投稿日:2018年5月18日
カテゴリ:治療
一般的に「根の治療」と言われているものは、「根管治療」もしくは「歯内療法」とも言います。
根管は神経や毛細血管が入っている歯の内部空間のこと、つまり、歯内療法の文字通り、歯の”内部”の治療です。
よって、歯の外部に不可逆的に材料を出すことは禁忌です。
歯の外部に材料を押し出してしまうと、根の中からの治療では基本的には除去することが出来ず、外科処置(歯根端切除術)の適用になってしまいます。
また、歯の”内部”の治療であるが故に、根の壁に穴を開けてしまうことも禁忌ですね。
歯の内部というのはすごく狭い空間なので、とても慎重な作業を求められます。
これらのことからも、マイクロスコープを使った拡大視野下での治療の大切さをご理解頂けるかと思います。
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