ラバーダム、マイクロスコープ

投稿日:2018年2月28日

カテゴリ:院内設備、器具

やはり患者さんに聞かれることが多い、”ラバーダム防湿”や”マイクロスコープ”について。

これらを使うことはイコール自由診療だと思っていらっしゃる患者さんが多いです。

まぁ、確かに、今の保険診療制度ではラバーダムを使おうがマイクロスコープ(歯根端切除術ではCTを併用するとまた別ですが)を使おうが全くクリニックの収益にならない、という事実があるのでそういう説明になるクリニックも多いのではないでしょうか。

私は決して自由診療に対して否定的なのではありません。

むしろ肯定的です。

MTAセメントやDOC’Sベストセメントなど高価な”材料”を使うような治療では、保険診療では完全に赤字になります。

そのような場合は、自由診療で行うべきだと思います。

ラバーダムやマイクロスコープは”材料”ではなく”器具”なので、私は少し違うかな…という立場です。

私は、”使う材料”と”処置にかける時間”が自由診療か否かの基準だと思っています。

■ 他の記事を読む■