歯ぎしりと食いしばり
投稿日:2018年2月12日
カテゴリ:未分類
昨日までの5か月で学んだ多くのことのうち、メインテーマとなっていたオーバーロードについてお話したいと思います。
オーバーロードとは、過剰な負荷という意味です。
負荷がかかる対象は歯であり、それを支える周囲の組織にも影響を及ぼします。
このオーバーロードを引き起こす大きな原因の一つが、ブラキシズム(歯ぎしりや食いしばり)です。
大抵の方が自分は歯ぎしりをしていないと思っていらっしゃるかと思います。
しかし、歯ぎしりというのは必ずしも”ギリギリ”と大きな音をたてているとは限らないのです。
食いしばりと歯ぎしりは”白か黒か”の関係ではなく、”白から黒へのグラデーション”の関係です。
つまり、”ギリギリ”と大きな音がしない歯ぎしりもあるということです。
オーバーロードにより、根の治療をした歯に限らず、根の治療を受けていない歯も破壊されることがあります。
また、虫歯が発生する過程においてもオーバーロードが重要な要因になっているのです。
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