未発見根管
投稿日:2017年7月19日
カテゴリ:治療
再根管治療でとても難しいこと。
一見、レントゲン写真でしっかりとした根管充填がされているようにに見えても、レントゲン写真ではわからないような処置されていない根管があると治癒してこないことが多々あります。
歯の種類によって、根管の数は大体決まっているものです。
これは”大体”であって、イレギュラーな根管というのは実はかなりの確率であるものなのです。
ではなぜ未処置の根管が多く存在するようになっているのでしょうか?
まぁ、イレギュラーな根管なので発見するのが単に難しいということもあります。
しかし、一番の原因は今の保険診療制度にあるのではないでしょうか。
根管治療は真面目にやろうとすると(笑)、ある程度器具も必要だし、時間もかかります。
その根管治療の保険点数が有り得ない程に低く抑えられているので、精度の高い根管治療を行うことが難しい現状なのかもしれませんね。
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