歯牙移植

投稿日:2017年6月2日

カテゴリ:治療

歯を喪失した部位を補うには、ブリッジ、義歯、インプラントが主な方法としてあります。

これらにプラスαの選択肢として、何回もお話しているように歯牙移植があります。

しかし、歯牙移植には色々な制限があります。

例えば、ドナー歯の条件として…その根の形態を保存したまま抜歯ができること。

つまり、抜歯の際に根が折れてしまったり分割しないといけないような歯はドナー歯として使えないということです。

この条件からすると、例えば斜めや横を向いてしまっている下の親知らずは適用外ということになります。

なぜなら一般的には分割をしないと抜歯が出来ないからです。

しかし、例外があり、その親知らずの手前の歯の位置に移植を行うときです。

手前の歯を抜歯することで根の形態を保存したまま親知らずの抜歯が可能になるからです。

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