レントゲン写真

投稿日:2017年6月1日

カテゴリ:治療

皆さん、何か歯の調子が悪かったり、違和感があるなと感じたときに歯医者を訪れると思います。

そこで原因を調べる為にとる手段の一つとしてレントゲン写真があります。

ではレントゲン写真はどの範囲まで判断が可能なものなのでしょうか?

実はわからないこともけっこうあるのです。

例えば根管の中の感染の有無は基本的にはわかりません。

バクテリアによる感染はレントゲン写真には写るものではないからです。

根管の中の感染が原因で形成された根尖病変が存在して初めてわかるものなのです。

まぁ、根尖病変が存在しない限り再根管治療をすることはあまりありません。

”あまり”と書いたのは、被せ物を作り替えるときには病変が確認できなくても再根管治療をすることがあるからです。

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