治療か経過観察か
投稿日:2017年5月17日
カテゴリ:治療
虫歯を観察するとき、大きく穴が開いている場合は明らかに治療が必要ですね。
しかし、初期虫歯の場合は先生によっても判断が別れるのが実際のところだと思います。
やはりここでも処置することで生じるメリットとデメリットの話になります。
初期虫歯の状態であれば削って詰めることで二次カリエスのリスクが生じることがありますし、削る必要がない歯質を削ってしまう可能性も生じます。
特に歯と歯の接触している部分、隣接面カリエスについては慎重に判断する必要があります。
見た目の状態と合わせてレントゲン写真でも判断して、治療する必要がないと判断すれば経過観察をして進行したときに介入することになります。
またここでもマイクロスコープなどの拡大視野はとても有効になります。
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