拡大視野

投稿日:2017年5月15日

カテゴリ:治療

インレー(部分的な詰め物)の形を整えるとき、私の場合一番最初に手をつけるのが、隣接する歯との間の部分です。

そしてこの部分を削るときはとても慎重に行わなければいけません。

一つは隣接している歯の側面を削らないように、もう一つはしっかり削りたいところまで綺麗に削れているかの確認。

セラミックやハイブリッドセラミック、ゴールドなど、その形成に細心の注意を払わなければいけないケースのほぼ全てで私はマイクロスコープの拡大視野下で行っています。

当然、拡大鏡の使用下で行うのもいいのですが、視界のブレを考えると固定されているマイクロスコープの方が有利かと考えます。

頭のブレが直接拡大視野のブレに直結してしまうよりも、固定された拡大視野を覗く方がブレは圧倒的に小さいですよね。

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