根管治療の限度
投稿日:2017年5月8日
カテゴリ:治療
根管治療で治療可能かどうかの判断はとても重要になります。
その判断基準を幾つか羅列してみましょう。
- 根管治療に耐え得る歯質が残っているかどうか(ラバーダムがかかるか、もしくは補強することでかけることが可能か)
- その歯にとって最初の根管治療か、複数回目の根管治療か
- 病巣の広がり
- 根の壁に大きな穴が空いていないか
- 根管治療が出来たとして、予後のいい被せ物を作製することができるか(もしくはエクストルージョンなどでその条件を獲得することが出来るかどうか)
などですかね。
ちなみに、マイクロスコープというものは、物理的に根管治療が出来ないような状態の歯を何でもかんでも助けることが出来るようなスペシャルなものではありません。
通常の根管治療の精度を上げるものだと思って頂いた方がよいかと。
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