移植の適応
投稿日:2016年11月23日
カテゴリ:治療
歯牙移植といえば、親知らずをドナー歯として使うものを思い浮かべると思います。
確かに、ドナー歯として使う条件として「抜歯しても他に支障をきたさない歯」であることが必要なので親知らずを移植に使うケースが圧倒的に多いですね。
そして、移植先としてはドナー歯とほぼ同じ大きさであることが求められるので、必然的に移植先は大きな奥歯の位置になることが多いのです。
では、前歯で移植はできないのでしょうか?
そんなことはありません。
例えば、矯正の為に小さな奥歯を抜歯する予定がある場合や根がハッキリ分かれている大きな奥歯の1本だけを移植したり(歯自体はダメになっていて抜歯が必要になったときの一部を利用するイメージです)。
当然、前歯の移植の際は根の形態が移植さきにしっかり適合するかの判定が大事になります。
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