補綴物の調整
投稿日:2016年10月28日
カテゴリ:治療
補綴物とは虫歯などで削らなければいけなかった部分を補填する被せ物や詰め物のことですが、これをお口の中にセットする為には当然ですが咬み合わせに調和していることが求められます。
その為に技工士さんが作ってきてくれた補綴物を調整してから患者さんのお口の中にセットすることになります。
この調整、とても繊細な作業なので少しずつ行っていくのですが患者さんにとっても私たちドクターにとっても短い時間でできればそれに越したことはありませんよね。
では、その為にはどのような条件が必要になるでしょう。
補綴物を作製するまでには大まかに挙げて
- 形作り
- 型取り
- 噛み合わせの記録
- 写真撮影(適合には直接関係ありませんが)
- 技工士さんの作製
という工程が必要になります。
これらの工程は足し算ではなくかけ算の関係です。
どれか一つがダメだと作製したものもダメになってしまいます。
いいものを作製する為に手間ひまかけています。
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