親知らずの腫れ

投稿日:2016年7月12日

カテゴリ:治療

親知らずのトラブルで、「上の親知らずが下の歯茎に当たって痛い」というものも多々あります。

この場合、必ずしも単純に上の親知らずを抜歯すれば解決というわけではないこともあります。

場合によっては、下の歯茎が腫れていることで上の親知らずが当たっているかもしれません。

このとき、上の親知らずを抜歯することで当たることはなくなるかもしれませんが、下の親知らずがまた今後腫れたりするリスクは残ることになります。

逆に、下の親知らずを抜歯することで歯茎が腫れなくなり上の親知らずが当たらなくなる可能性もあります。

上の親知らずを温存しておけば、将来的に移植のドナー歯に使えるかも知れませんし。

ただ、上の親知らずが下の歯茎のみならず頬の粘膜に擦れて痛い、などというときは上の親知らずも抜歯した方がよいかもしれませんね。

どちらにしろ、実際の状況に合わせて抜歯する歯を決定することが大事です。

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