治療するタイミング

投稿日:2015年9月29日

カテゴリ:治療

症状がないけど、レントゲン写真で見ると何かしらトラブルが起きているかもしれない。

そんなとき、介入して治療をするかどうかってけっこう悩むところなんです。

当然、患者さんには今の状態をあるがままにご説明して、最終的には患者さんご自身の希望に沿った形で決定するのが通常です。

そのとき重要なのが、自分が出来る出来ないを関係なく、考えうる治療の選択肢を提示することです。技術的に自分が出来る出来ないというのは患者さんにとっては全く関係ないことです。出来ない治療であれば出来る先生を紹介すればよいことです。

自分で出来る範囲を広げるのが歯科医師の勉強です。

かと言って、自分の技術を過大評価してもいけないので日々鍛錬を積むことが大事になってきます。