神経がある歯を被せ物にすると
投稿日:2023年4月23日
カテゴリ:治療
根の治療をしていない歯を大きく削って被せ物を作る場合があります。
また、歯を失った部分に噛み合わせを作る為に神経がある歯を削ってブリッジを作製することもあります。
両方に共通しているのは、神経が残っている歯を大きく削ってその歯は被せ物が入る、ということです。
その際、歯を削ることで神経に大きな負担がかかることになります。
論文上では、神経が残っている歯を被せ物にすると10年後には15~20%の歯で神経の処置が必要になり、ブリッジの土台として被せ物にした場合は10年後には30%近くの歯で神経の処置が必要になると言われています。
これが多いか少ないかは人それぞれの捉え方かと思いますが、私としては結構高い数字だなと思います。
勿論、必要がある場合は致し方ないことだとは思いますが、出来れば避けたいことですね。
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