歯科の被せ物や詰め物の適合について

投稿日:2015年5月18日

カテゴリ:治療

こんにちは、歯科医師の加藤陽一郎です。

皆さんは虫歯の治療というと、どんなものを想像されますか?

少し挙げてみると…レジン(プラスティック)充填、インレーやアンレー(部分的な詰め物)、クラウン(全体的な被せ物)…などなど。

この中で、インレーやアンレー、クラウンは歯科技工士という国家資格をもった方が模型から作るものですが、この”精度”がすごく大事です。

精度が悪ければ、二次的な虫歯になるリスクが高くなったり、セットした後に歯茎が腫れてしまったりと、色々なトラブルを引き起こす可能性があります。

精度が落ちる要因は、形作りの善し悪し、型取りの技術や使う材料、模型に起こす際の石膏の注ぎ方など、多くあります。

当然、歯科技工士さんの技術も関係してきますが、私たちが届けた模型で作って頂くので、少しでも技工士さんが作りやすいようにするのも仕事の一つだと思っています。